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​後継経営者支援サービス

二代目、三代目支援サービス
  
 後継者不足が事業承継最大の障壁というのは間違いありません。しかし後継者というのはなんとも曖昧な言葉です。「〇〇の血統」と「二代目〇〇」と「〇〇の再来」は決して同一の言葉ではありませんし、意味合いも異なりますが、当代の成果やイメージを引き継ぐ存在という点では後継者という意味を含んでいます。
従来は当代の息子が事業を引き継ぐという価値観が強く、多くの制度も当該価値観により制度設計がなされていますが有史以来初となる少子高齢化時代では、維持可能な価値観ではないでしょう。現実問題として子供がいない、いても畑違いの仕事をしていて事業に対する思い入れがない。
等の理由での廃業が一番多いのですから。また当代の視点からも心血注いで育てた事業をたとい子供とは言え、思い入れがない人間に引き渡すことに抵抗が全くないという方はおられないのではないかと思います。
表題の言葉はつまりはそういう事です。こと事業承継では血縁よりも同じ業界で培った文化や、その業界に何かを見出すという「思い入れ」が最重要と考えます。大切なのは未来に伝え、受け継ごうという「意思」なのです。
​後継者支援サービス
  
 事業を引き継いだのがよいが
 
・投資資金が固定されすぎて思った通りの投資ができない
・会社の業務フロー、職務分掌、営業担当者等の内部組織が把握できない
・事業別、得意先別、案件別の損益管理ができていない
・自社の金利、資本コスト等のハードルレートがわからない
・事業計画や、資金繰り表が整備されていない。
 
 
事業を承継した40代の経営者に多く聞かれるお悩みです。
株式上場コンサルや中小企業の経営者として日夜、同年代の経営者と接する機会の多い所長の奥富がご自身のキャリアが発揮されずらいという二代目、三代目の経営者に対するアドバイザリを行っています。
 
具体的な事例
・承継を受けた事業の管理体制が全く整備されていないため、会社が本当に儲かっているのかもわからず漫然と借入を繰り返すのみであったが世の不景気の流れに不安になり相談。調査の結果、資産の実在性や原価管理に問題が発見された。 その後、改善計画を作成し磨き上げを実施。改善計画が奏功し正常収益力に重点を置いた株価算定により事業売却に成功。
 
・承継を受けた事業の管理体制が全く整備されていないため、会社の利益構造がわからずリソースの投下先がわからなかった。 相談の結果、会計システムに顧客別コードを設定。システム外に管理シートを作成し顧客別の損益を算定。当該損益管理表を金融機関への説明やリソースの投下先の選定等に利用している。

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